バス釣り wiki>季節別釣り方>春の釣り方>プリスポーンの特徴・釣り方>サスペンドミノーの使い方
早春にいいといわれているサスペンドタイプのミノーですが、なぜ早春にいいのかというと早春はまだ水温が高くなく、バスが捕食できる範囲が狭いです。
なのでその狭い捕食範囲に一時停止ができるサスペンドミノーが有効になってきます。
また、サーモクラインによってバスが中層に浮くので、その浮いたレンジで止めて使えるという要因も大きいです。
早春に効くサスペンドミノーの動かし方は大きく分けて2種類存在しています。
まずひとつがもっともポピュラーなストップ&ゴーでの動かし方で、名前の通り動かして止めてを繰り返します。
基本は5回巻いて5秒止めてを意識して、もし活性が低いと思えばゆっくり巻いて長く止め、高いと思えば早く巻いて短く止めてください。
また、止めているときはしっかりと止めたいのでアタリは分かり難くなりますがラインを張り過ぎないように注意しましょう。
もうひとつの動かし方はジャークという動かし方で、緩んでいるラインをロッドにより勢いよく張ることによってミノーを急激に動かす釣り方です。
基本的な動かし方は2回ジャークして1回のポーズで、活性が低ければポーズ時間を延ばし活性が高ければ短くしてください。
サスペンドミノーは実はサスペンドしないものがほとんどです。
なぜサスペンド(SP)と表記されているのにサスペンドしないかというと、水温によって水の比重が変化したり、ルアーが膨張・収縮するからです。
なら、どのようにサスペンドさせるかというと、板オモリを貼ったり、フックサイズを変更したり、スプリットリングを変えたり、ラインを変えてピタリと止まるように調整してください。
サスペンドミノーに向いたロッドは操作性を考えて6フィート6インチ前後のミディアムクラスのロッドがおすすめです。
また、グリップが長すぎるとグリップが体にアタリ、ジャークがしにくいので注意が必要です。
サスペンドミノーはよく飛ぶジャンルのルアーではないので、軽いルアーが投げられるリールがおすすめです。
サスペンドミノーのボディ前方に板オモリを貼るとミノーが前傾姿勢になるのでより潜るミノーになります。
また、リアフックをフェザーフックに変えるとジャーク時に移動距離を抑えることができます。