バス釣り wiki>季節別釣り方>春の釣り方>プリスポーンの特徴・釣り方
冬から春にかけて気温が暖かくなってくることによって、バスは水温の安定している場所(ディープ)から暖かくなっていく場所(シャロー)にあがってきます。
シャローにあがってくるのは、なにも暖かい場所に移動するという理由だけではありません。
バスは春に産卵するのですが、産卵をするためには冬に消耗した体力を回復しなければなりません。
なので、この冬から春にかけての時期にバスはシャローでエサを荒食いします。
このプリスポーン(産卵前)のバスの荒食いは一年を通してもっともコンディションのいいバスを釣るのに適している時期です。
冬から春にかけてのバスを釣るために狙う場所はシャローとディープが隣接しているエリアがおすすめです。
なぜならこの時期三寒四温の寒い日になると水温が安定しているディープにバスが落ちて行き、暖かい日になるとシャローに上がってエサを捕食するので、この行き来が楽なシャローとディープが隣接しているエリアにバスが固まるからです。
バスは産卵のために捕食したいのですが、まだ冬に消耗した体力を回復しきれていないので元気がありません。
そんなときに動きの早いルアーを通しても追いきることができないのですが、サスペンドミノーなら水中で止めることができるので、追いきる元気のないバスに食わせる間を作らせることができます。
バイブレーションは抵抗が少なく、どのレンジでもトレースすることができるルアーなので、元気のある捕食したいバスに対して手返しよく探ることができるルアーです。
また、リフト&フォールの釣りでは、リアクション的にもバスを誘えます。
プリスポーンバスのスイッチを入れてくれるルアーのひとつがスコーンリグです。
スコーンリグはレンジ調整がしやすく、一定スピードで巻けて、アクションも強くないので、中層にサスペンドしている春バスの口を使わせることができます。
プリスポーンの特徴・釣り方→ミッドスポーンの特徴→アフタースポーン特徴・釣り方